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松本侑子「赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎」の書評

紀行地図紀行文庫 > 赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎

カナダ旅行記,紀行:「赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎」 |    データ項目の説明→

書名赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎
赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎
赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎松本 侑子

おすすめ平均
starsアンファンとしては厳しい評価をします
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著者松本侑子
書籍種類紀行
紀行の種類テーマ型
旅の種類-
主要テーマ赤毛のアン
主要訪問国カナダ
その他訪問国
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赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎|紀行読書感想

「赤毛のアン」に秘められた想い

今年は「赤毛のアン」が出版されて1 0 0年周年を迎えました。
この本はそれを記念するという意もあろうかと思いますが、「赤毛のアン」研究?の第一人 者、松本侑子氏による「解説本」です。

モンゴメリの物語の舞台であるカナダのプリンセス・エドワード島の自然や、 そこに住む人々、風土や宗教に対する愛情、そしてモンゴメリが親しんだ英米文学のエッ センスがぎっしり詰め込まれたもの。それが「赤毛のアン」シリーズです。

私は恥ずかしながら、「赤毛のアン」を読んだことがありませんが、すっかり読んだ気分です。
ちなみに、この本は紀行文の範躊からはずれるかな?。後半はモンゴメリの生涯でポイント となる場所を紹介しています。
プリンスエドワード島を訪れる際は前提知識として赤毛のアンの 舞台裏を学んでいくと旅も一層有意義なものになるでしょうね。

謎解きのような

アンが発する言葉、衣装、手にした花。
そしてアンを取り巻く人々の名前。これらすべて に深い意味があり、これらを松本侑子さんが、丁寧に紐解いてくれています。

それはまるで「謎解き」のようです。民族学や宗教、シェークスピアや風習といった、あら ゆる分野から松本侑子さんはこの「謎」に挑んでいます。
モンゴメリが残した文章、文字 のひととひとつにきっと隠れた謎がまだ潜んでいることでしょう。
その謎を早く解き明かして欲しい。そうモンゴメリが囁いているようです。

モンゴメリはこの作品で現代を生きる我々に強いメッセージを残してくれたと思います。
それは、やや宗数的なメッセージに感じるところもありますが、人間皆、完全では無いし、 それを個性として是とし、思いやりをもって接すること。
アン自体、頑固な面をもつ一方、ナイーブで傷つきやすい。それでも皆、彼女を愛し、彼 女もその気持ちに応えていく。一途な彼女の意思。強い意志がすべてを動かす。

読み手の年齢によって感じるところは違ってくるでしょう。
人生の節目で読み直したい本ですね。(読んでもいないのに偉そうなことは言えませんが・・)

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