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アメリカ旅行記,紀行:「ロサンゼルスの魔力」| データ項目の説明→
| 書名 | ロサンゼルスの魔力 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 著者 | A・M・ホームズ | |||||
| 書籍種類 | 紀行 | |||||
| 紀行の種類 | テーマ型 | |||||
| 旅の種類 | ||||||
| 主要テーマ | 都市論、風俗 | |||||
| 主要訪問国 | アメリカ | |||||
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「ロサンゼルスの魔力」|紀行読書感想
定点観測
LAをどう斬るか。
LAの魔力はどこから湧き出ているのか。
この手のテーマはよくある。東京とは?パリとは?ロンドンとは?
単なる都市論ではない。体系的に或いは歴史を積み上げて、といった手法でも無い。
カオスの街を、何らかの絶対的な位置<ホテル>を定め、そこを拠り所にして彷徨する。
さまざまな人々に会い、そして思索し、立ち位置を見失う。そして絶対的な位置<ホテル
>で体勢を立て直す。
出会う人も様々だ。ホテルの従業員、オーナー。地震科学者。郵便配達人。医師。映画業
界の退職者。
全く脈絡の無い人々から発せられる物語を作家である著者は紡ぎ合わせようともしていな
い。
分かったのは、LAは虚像と化した人々で構成される虚像の塊であることなのか。
ホテルの存在
この本はLAの名門ホテルを中心に描かれている。
ホテルを「住まい」、「コミュニティ」「サロン」として位置づける人種がいる。
何らかの「エネルギー」が吹き出る神聖な場所。あらゆる人種、それはセレブリティと呼
ばれる人々が競い合うようにこのエネルギーを手に入れようとしている。
このエネルギー
は更に触発し合い、特別な「聖地」へと生まれ変わる。それはホテルのステータスとなっ
ていく。
そもそもホテルに対する考え方が根本的に私たち庶民とは異なる。著者も然り。穿った見
方をすれば、単なる金持ち主義という見方もある。
「無から何か」を生み出すことを常に要求される人々<セレブリティ>にとってホテルと
は休息の場というより、生産の場としかなり得ない。
ある意味哀しい人々だ。










