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辻仁成:いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック:書評

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フランス紀行:いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック |    データ項目の説明→

書名いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック
いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック (光文社文庫)いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック (光文社文庫)

光文社 2007-07
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おすすめ平均

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著者辻仁成
書籍種類紀行
紀行の種類ガイド型
旅の種類
主要テーマ街歩き
主要訪問国フランス(パリ)
その他訪問国
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フランス紀行,ガイド|「いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック」で辿ることができる主要都市

フランス
[パリ]
《辻仁成氏オススメ散歩コース》

+凱旋門
+バスティーユ
+マレのヴォージュ広場
+ヴィエイユ・デュ・タンブル通り
+オーベルカンフ
+モンマルトル
+モンパルナス
+オデオン
+ゲネゴー通り
+セーヌ沿い
+シテ島
+ドーフィンヌ広場


この本は「区」の表現が多く出てきますので、パリの行政区を地図に記してみました。

フランス地図

「いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック」|紀行読書感想

自由の国、パリ

著者の言いたいことは、つまるところ「楽しむために人生がある」ということ。
これはパリ全体を覆う空気なんだろうなぁと想像します。
良い意味で「他人のことは気にしない」。
これは自分勝手という意味も若干あるにしても、自分は自分、他人は他人。自分が楽しけ りやオッケー。人生を知り尽くした「街」の歴史。オトナによるオトナのための街。それ がパリ。なのかな。

パリにあふれる男女の囁き。旅人だけではなく、パリっ子たちも、ところかまわず抱き合 う姿。うっとりするのも無理は無い。世俗から離れ、浮世から離れ、楽しむ。街が忘却装 置と著者は語る。

人権宣言を発明した国。どこまでの自由なパリ。そこを味わうことにパリの醍醐味がある んでしょうね。

ライフスタイルブック。ガイドブックじゃないかな

作家、辻仁成氏によるパリにどうしても行きたい人向けのガイドブックです。
ガイドブックとなると、どこそこの観光名所がいいだの、ここのレストランが旨いだと、 そういった、よくある著名人による「とっておき集」になりがちで、確かに、そういう内 容もありますが、ガイドブックとは似て非なる本でした。

例えば、パリの出産事情。パリ独特なのか、欧州全体にいえるのか分かりませんでしたが、 パリでは普通は「麻酔」を使って出産するそうだ。もちろん、痛みは感じるらしいけど。

あとは、バカンスについてですね。これは我が国は後れを取っていることはよく耳にしま すけど、少なくとも、4,5日だけの休暇はバカンスとは言わない。
彼らのバカンスは期間的な長さもあるけど、考え方が違う。「生活そのもの」を移動させる。これがバカンスの 条件。
バカンス先でも普段どおりに生活する。バカンスだからと言って、あれやこれや観 光するのでは無い。とても贅沢な時間の使い方です。

困ったことは、これをパリの全市民が実行しているということ。だから、バカンスシーズンは店は 閉まっているし、公的機関も閉まる。街として機能しなくなる。日本では信じられないですね。

著者は戸惑うものの、まあ、致し方ないと、こういったことも受け入れて、パリが大好き。
パリっ子のライフスタイルをつぶさに観察した著者によるパリ・ライフスタイルブックで した。

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